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投票率85.8%の国

投票率85%の国といってどこの国を思い浮かべますか?
そんな国の小学校では何をどう教えているのか、興味津々で一気に読んだ本。

『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』
ヨーラン・スバネリッド 
編訳者は鈴木賢志
出版社は新評論

小学校高学年向けの社会科教科書の翻訳(抜粋)ですが、読み進めていくと目から鱗が落ちる部分が多々あります。
例えば、第2章メディアにはこのように書かれています。

「メディアが、あなたやあなたの価値観、そしてあなたの意見に影響を与えるのと同じように、あなたも自分のためにメディアを利用することができます」
「あなたが世論を形成し、それによって決定に影響を与えるためのコツを示しておきます。
・あなたの友人や親類から、署名による支援を集めましょう。
・地方の新聞に投書しましょう。
・フェイスブックでグループをつくりましょう。
・人々を集めてデモを行いましょう。
・責任者の政治家に、直接連絡を取りましょう。」

デモによって意思表示をするように促している小学生向け教科書。
先の一般質問で「子どもの権利条約」に触れましたが、ドイツだけでなく、スウェーデンでも小学生が学校における決定に影響を与えることができ、それが民主制の機能の仕方を理解するという考え方がベースにあることもわかります。

訳者が述べている「政治的な状況を理解する能力がなければ、候補者の主張の矛盾に気がつかなかったり、分かりやすい争点のみに目を奪われて、とりあえず縁故のある人や有名タレントに投票したりしてしまいます……」にもうなずけます。

考えるヒントがたくさん詰まっている本だと思いました。
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ふじえ真理子

Author:ふじえ真理子
ふじえ真理子は、いつも『男前でありたい』と思っています。
私が考える『男前』とは…
「自分で考えて決めたことは、潔く行動し、どんな結果であれ、自分で受け止め、責任をもって対処すること」です。

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